2016年10月25日

酒場は人間交差点A「飲み屋のマドンナ」

なだ周辺IMG_0352.jpg
女性の「おひとり様」という
言葉が流行する前から、
おひとり様はどんな
酒場にも必ずいました。
女性のおひとり様には
2種類のタイプがあります。
「女性がひとりで?」という
男どもの興味津々な
視線をあざ笑うかのように
男らしく飲みにくる
タイプです。
お酒が好きで、あるいは、
酒場という空間が好きで、
どちらかといえば明るく
社交的な方が多いように思います。
そして、初めてお店に来た日から
マドンナのポジションを確立します。

もう一つのタイプは、カウンターで
そのお店のマスターや板さんに
ずっと話しかけているタイプ。
あまり社交的ではなく、
不細工なおじさんが
ちょっかいを出すため話しかけると
冷たくあしらうような感じです。
しかも美人だったりするのです。
その店の常連には、
ある程度の配慮はできるし、
店主と懇意の客には愛想もよく
酔っ払ってカラオケに
繰り出したりもします。

こう書いてくると、
この2つ目のタイプの女性。
イヤなタイプの女性に
見えますが実はそうでない
ことも多いのです。
自己表現の仕方がわからないだけ
なのだと思うのです。
普通に力を抜いて生きれば
いいものを、ガードが堅すぎて
自分で自分を縛り付けている
ようなところがあります。
どちらかといえば僕もこっちの
タイプなので、よくわかるのです。
この呪縛から逃れる方法は
ただひとつ。お酒を飲み、
自分を解放する訓練を積むのです。
酒場で人と交わり、
自分の固定観念を
ぶち破るのです。
これは、ある種の
シミュレーションで、
パイロットが飛行機の
操縦を訓練するのと
一緒なのだと
僕は思います。

2つめのタイプの
酒場のマドンナは、
こうした訓練を経て
誕生します。そして、
誕生からしばらくして
店に来なくなります。
お酒の力を借りなくても
自分を解放できるように
なったからなのかも
しれません。
posted by トッチ at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒場は人間交差点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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