2018年06月08日

「立ち飲み」の研究。

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立ち飲みというのは
サラリーマンのお財布の
味方というだけではなく、
見ず知らずのお客さん同士が
カウンターで顔を並べて、
ゆるーいつながりを
感じることができる
不思議なお店です。
常連さんたちは、それぞれが
職場やテレビ、
バスや電車で仕入れてきた
話を話し、たまたま
入ったお客さんも
狭い店内で否応なく
聞こえてくる会話を
ニヤニヤしたり、
うなづいたりしながら聞き、
飲んでいます。
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隣のお客さんが
頼んだ煮物が美味しそうだと、
「マスター、こっちも同じもの!」
なんていう声も聞こえてきます。
テーブル席の居酒屋と、
カウンターの立ち飲みの
大きな違いは、
他のお客に対する
配慮の度合いだと思うのです。
血はつながっていなくても、
お酒でつながっている
時間限定の家族のような
雰囲気になるのが
立ち飲みなのだと
思うのです。
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「よかったら、一ついかがですか?」
なんておつまみをあげたり
もらったりなんてことも
吉田類さんでなくても
出来てしまうのが
いいところです。
こんな、いい雰囲気を
作り出せるかどうかが
いい店とそうでない店の
分かれ道なのだと思うのです。
そこが店主の腕の見せ所。
客に深入りせず、
冷たくもせず、
客と客とをごく自然に
つなぎあわせるという
高度な人間力が
求められるのです。
安い、早い、旨い、
だけでは成り立たないところが
ファストフードと違うところだと
思うのです。





ラベル:立ち飲み 吉田類
posted by トッチ at 16:23| Comment(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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