2018年10月31日

伊豆天城湯ヶ島温泉へC「文化財と温泉とハイボール」

修善寺落合楼夕食IMG_3695 (002).jpg
夕食のデザートの
写真を載せるのを
忘れてしまいました。
こいつもとても美味。
右に見切れているのは
自家製の焼き菓子です。
お腹一杯でも
甘いものは別腹という
女性の理論は、
僕にも当てはまるのです。
さて、部屋で少し休んでから、
僕の大好きな温泉三昧です。
修善寺落合楼温泉IMG_3647 (002).jpg
照明が暗く、
売り物の洞窟風呂の
中はうまく写りませんでした。
写真は、露天風呂です。
とても広いお風呂が、
たまたまこの時間、
僕一人の貸しきり状態。
極楽とはこのことです。
源泉かけ流しの
お湯に出たり入ったり、
のぼせそうになったら、
この季節の冷たい外気が
心地よく冷やしてくれます。
修善寺落合楼館内IMG_3740 (002).jpg
お湯から上がると、
広い館内をブラブラ。
この旅館は、
登録文化財に
なっているのだそうですが、
「落合楼村上」の
公式ホームページにも
一休などのサイトにも
そこがほとんど
書かれていません。
これは大いに売り文句に
なると思うのですが、
宣伝ベタということでしょうか?
修善寺落合楼館内IMG_3620 (002).jpg
こういう老舗旅館の
館内をあっちこっち
迷いながら歩き回るのも
楽しいものです。
ロビーの椅子で
しばし休憩してから、
もう一度温泉へ。
僕は、奥さんに
怒られるほど
温泉好きなのです。
落合楼風呂IMG_3703 (002).jpg
大浴場は2つあって
時間で男女が入れ替えに
なります。洞窟風呂ではない
ほうの大浴場は、
昭和レトロとでもいった
趣できれいなタイル張りの
大きな風呂です。
そこから、扉を開けて
外に出ると、
写真ような露天風呂が
あります。
こちらに入ったときは
時間が遅かったせいもあって
やはり貸しきり状態。
超贅沢な時間でした。
ちなみにこの旅館、
値段は少し高くなりますが
個室露天風呂のついた
部屋もあるので、
大浴場が空いているのかも
しれません。
修善寺落合楼夜中IMG_3710 (002).jpg
長湯の後、部屋に戻ると
喉がカラカラ。
昼に仕入れてあった
ハイボールの残りを
冷蔵庫から取り出し、
恒例の真夜中の
ハイボール1人飲みです。
よく冷えています。
グビグビと飲むと
炭酸が喉で弾け、
水分の蒸発した
体に吸い込まれていきます。
なんという旨さ!
幸福とはこのことを言うのです。
火照った体が、
気持ちよくクールダウン
していきます。
残りのハイボールは
ふかふかの布団に
ゴロリと寝転がって
自堕落体制で
ゆっくりと飲みました。
温泉ハイボール。
ご馳走様でした。

<旅館情報>
地図などさらに詳しい情報はこちらで⇒落合楼 村上





posted by トッチ at 14:09| Comment(0) | 温泉!温泉!温泉! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月30日

伊豆天城湯ヶ島温泉へB「期待以上の夕食に酔う」。

落合楼玄関IMG_3758 (002).jpg
落合楼村上に到着。
車で数分でした。
歴史ある旅館で、
建物は登録文化財に
なっているそうで、
当時としては贅をつくした
造りとのことです。
館内は広く、迷路のようで
古い建築を見て歩くのも
お楽しみです。
源泉かけ流しの
広い温泉につかり、
部屋でウトウトしていると
夕食の時間です。
修善寺落合楼夕食IMG_3682 (002).jpg
ウトウトのせいか、
温泉のせいか、あれほど
飲んだのに酔いは
全くありません。
というより、飲む気満々です。
食事にも定評のある
旅館なので、
日本酒でいきます。
温泉旅行では、
糖質もカロリーも
気にしないのです。
修善寺落合楼夕食IMG_3663 (002).jpg
夕食は品数が多いので
ダイジェストで書いていこうと
思います。写真は、
先付けのあとの前菜です。
かわいい籠のようなものの中に
御馳走の入った綺麗な器が
並びます。魚介類から
お肉までが丁寧な仕事で
実に見事なおつまみと
なっています。
味付は上品ですが、
しっかりした旨みで
日本酒がすすみます。
いつもは、ガツガツいく僕も、
こういう上品な先付を前に
ゆっくりと味わいながらの
スタートです。
修善寺落合楼夕食IMG_3669 (002).jpg
写真のように素晴らしい
お椀に素晴らしい出汁。
こういう料理は、
家では絶対に作れません。
これこそ、いい旅館の料理です。
修善寺落合楼夕食IMG_3672 (002).jpg
お造りは、地魚3種盛りです。
大根を薄く紙のように
剝いたものにきれいに
包んであったものを
開けると写真のような
状態になりました。
魚は肉厚で新鮮。
仲居さんが目の前で
立派な山葵を擂ってくれます。
山葵のフレッシュな匂いが
立ち上り、こいつを
ちょいとつけて
金目鯛を頬張ると
新鮮な甘みと旨みとが山葵にくるまれて
極上のハーモニーを奏でます。
修善寺落合楼夕食IMG_3677 (002).jpg
煮物は、子芋、南瓜などに
地鶏ひき肉の餡が
かかっていて、
コクがあります。
そもそもここの料理は
出汁がいいので
僕は、餡まできれいに
飲んでしまいました。
このあと、秋刀魚の酢の物、
太刀魚の焼き魚と続いて、
〆のご飯です。
修善寺落合楼夕食IMG_3693 (002).jpg
これが、素晴らしい料理の
〆にふさわしい素晴らしい
ものでした。
写真で見ると、土鍋で炊いた
白いメシに、味噌汁、お漬物に
ジャコなのですが、
写真の右上の
隅っこに控える山葵が
カギなのです。
これは、大きな山葵を、
仲居さんがさらに
すりおろして、
たっぷり追加して
くれたものです。
これをご飯に混ぜ、
ジャコも混ぜ合わせて
食べるという
説明を仲居さんが
してくれます。
なるほどです。
鰹節と山葵と醤油を
混ぜる山葵ご飯は、
孤独のグルメの
井之頭五郎も食べて、
今や伊豆の名物と
なりましたが、
ここのは、鰹節の代わりに
ジャコの佃煮を混ぜ
合わせるのです。
これが旨いの何の!
さすが、「落合楼村上」。
板前さんのセンスが
抜群です。
お腹いっぱいだった
のですが、むしろ
おかわりしたいぐらいの
美味しさでした。
これは、この旅館の
名物にしてもいいぐらいの
出来でした。おいしい
料理のことで手いっぱいで
お酒のことを書くのを
忘れましたが、
当然、おかわりに次ぐ
おかわりでいい感じに
酔いました。ああ、
超満足の晩御飯でした。
ごちそうさまでした。

<旅館情報>
〒410-3206 静岡県 伊豆市湯ヶ島1887-1
【新幹線で(こだま号利用)】
・東 京−− 三島 1時間
・名古屋−− 三島 1時間40分
・新大阪−− 三島 3時間
・岡 山−− 三島 4時間
※三島−(伊豆箱根鉄道35分)−修善寺−(車で15分)−落合楼
【お車で】
・東京−(東名高速道路・約1時間)−沼津IC−(R136/R414・約1時間)−落合楼
・熱海−(R135・30分)−宇佐美−(大仁宇佐美道路・25分)−修善寺−落合楼
・大阪−(名神高速道路・2時間30分)−名古屋−(東名高速道路・2時間40分)−沼津IC−(R136/R414・約1時間)−落合楼

★地図などさらに詳しい情報はこちらで⇨落合楼村上




posted by トッチ at 22:26| Comment(0) | 温泉!温泉!温泉! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

伊豆天城湯ヶ島温泉へA「根性飲み&三島コロッケ」。

修善寺駿豆IMG_3591 (002).jpg
新幹線の宴会の
酔いが覚めやらぬ中、
駿豆線に乗り換えて修善寺へ。
約30分の旅です。
僕の場合、この30分も
無駄にはしたくありません。
つまり飲みたいということですが、
この駿豆線は、地元の人々の
足でもありますから、
向かい合わせの旅情シートではなくて、
通勤電車のようなシートもあって、
こっちに座ると、さすがの僕も
飲む勇気はありません。
ダッシュ気味に新幹線ホームから
駿豆線ホームへ向かい、
首尾よく旅情シートを確保。
発車するまえからハイボールです。
そこまでして飲まなくても、
と奥さんは呆れ顔ですが、
僕はこういうときには
根性がでるのです。
根性飲みです。
修善寺駿豆IMG_3593 (002).jpg
おつまみは、
スパイシー三昧という実に
旨そうなネーミングです。
カレー味の柿の種、揚げパスタ、
チーズスナックが入っています。
ピリッと辛いこいつがあれば
無敵です。ゆっくり走る
ローカル線は景色を
楽しむのにも最適。
天気がいい日に、
進行方向と逆向きになって
左側の席に陣取れば、
三島方向に素晴らしい
富士山が望めます。
さすがの僕も
お腹が満たされ、
ゆっくり、旅情を味わいながら
飲むことが出来ます。
修善寺駅IMG_3594 (002).jpg
修善寺駅に着いたら、
バスまでの時間があったので
駅中のショップ&軽食処へ。
ここには、お土産だけではなく
お蕎麦やコロッケなどが
食べられるコーナーがあって
僕は時々利用します。
地元の高校生などが
学校帰りにここで
買い食いをしたり、
部活の後にお蕎麦を食べたり
する光景も見られ、
何だか懐かしいような
現実に引き戻されるような
微妙な空気があるのですが、
僕には居心地がいいのです。
テレビ番組だったら、
きっとこういうところで
出会いがあったりするのだろうな
などと思える場所です。
修善寺駅IMG_3598 (002).jpg
この日は、前から気になっていた
三島コロッケを買い食い。
ソースをたっぷりかけて食べると
なだ万などの上品な
お弁当の味に染まっていた
僕の口がそのジャンキーな味に
狂喜乱舞状態です
やはり僕には、こういう味が
お似合いなのです。
修善寺駅IMG_3597 (002).jpg
そしてコロッケは
こういう買い食いが美味しいのです。
揚げたて、熱々を
ハフハフしながら食べると、
ソースの酸味にむせて
しまいますが、
これもいいのです。
またもや飲みたくなりましたが
さすがにその時間はありません。
立ち食い蕎麦もいい匂いを
させて食べているお客さんがいて
たまらなくそそられましたが、
奥さんが、バス停で怖い顔をして
待っています。せっかくの旅行で、
奥さんを怒らせては台無しです。
僕はそれで過去に何度も
痛い目にあっています。
あわててバス停に向かい、
そこから約15分。
湯ヶ島駅で降りて
旅館に電話をすると
車で迎えに来てくれます。
周りは山々に囲まれ
濃い緑が発する空気が
爽やかで、心なしか東京より
ひんやりする気がします。
車が来ました。
いよいよ、前から来たかった
「落合楼村上」に向かいますが
この続きは、また
次回書こうと思います。






posted by トッチ at 14:06| Comment(0) | 温泉!温泉!温泉! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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