2016年10月24日

快楽は危険と背中合わせ「立ち飲み編」

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今日の気分は、立ち飲みです。
先日の温泉での非日常のあとは、
強烈な日常の中の快楽に
身を任せたいのです。

僕が、子供のころ、
まだ明るい時間から、
酒屋のいわゆる角打ちで、
飲んでいるおじさんたちを見て、
何だか見てはいけないものを
見てしまったような、
怖いような寂しいような、
羨ましいような、
不思議な気持ちに
なったものでした。
自分でも明るいうちから
飲んでみると、
その甘い背徳感と、
この上ない幸福感に
お酒に酔う前に
酔ってしまうのです。

今日の立ち飲みは、
角打ちではありませんが、
当然、明るいうちから
やっているお店です。
立ち飲みの良さは、
勝負が早いことです。
どんなおつまみも
遅くても数分で
供されるお店の
オペレーションが
とても気に入っています。
飲み物は、早ければ十数秒。
店に入って、30秒後には
ハイボールを飲んでいる
僕がいます。
そして、チェーン店ではなく
こういう立ち飲み屋さんや、
安く飲める一杯飲み屋さんの
ハイボールや酎ハイなどは、
お酒が濃いめのところが
多いような気がします。
同じ3杯飲んだだけなのに
妙に酔っぱらってしまうことが
よくあります。

大皿のおつまみを何品か
注文します。
その中の一品が、この
ピリ辛ごぼう。350円。
さつま揚げのような
ピリ辛の練りものに
くるまれたごぼうの
おつまみです。
立ち飲みの場合は、
いつものように
お腹いっぱい
食べ飲むというより、
飲むことがメインターゲット。
おつまみはあくまで脇役です。
そもそも角打ちで飲むことを
始めた人たちは、塩を舐めながら
飲んでいたそうです。
本当にお酒好きな人の
あるいはアル中の人のような
飲み方で、危険ではありますが、
快楽というものは常に
危険と背中合わせなものです。
男には、どんな危険を
前にしても、行かなければ
ならないことがあるのです。
僕は、臆せず突き進みます。

ピリ辛ごぼうのピリピリが
口の中に残るうちに
グビグビとハイボールを
いきます。空腹で、
二杯三杯といくと、
ある瞬間から急に酔いが
アッパーカットのように
頭を痺れさせます。
これは、マラソンの
ランニングハイに似て、
飲んでいること自体の
快感が、食欲を消滅させ、
どこまでも走って
いけるようです。

立ち飲みのいいところは、
足元の危うさが、自分で
すぐに認識できることです。
僕は、醜態をさらす前に
帰りましたが、いや
帰ったつもりなのですが、
お勘定をしたかどうか
よく覚えていないのが
何だかいまでも不安です。
posted by トッチ at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 幸福の酔っ払い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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