
ずっと以前に、
下町の鳥すき焼きの有名店で
忘年会をしたことが
あるのですが、
その美味しさがいまだに
忘れられないぐらい脳に
焼きついています。
味付けは、牛すき焼きと
同じように甘辛の割り下で
鳥の様々な部位の肉を
野菜とともにすき焼きして
食べるのですが、
牛肉の強烈な脂の
美味さに比べると、
やや淡白なのですが
実にコクのある
美味さでした。
写真の、三田鳥駒の
肉豆腐は、その味を
彷彿とさせるものでした。
僕は以前、肉豆腐は
牛肉に限ると書いたのですが、
この肉豆腐は、よくある
肉豆腐よりかなり甘い
味付けで、肉豆腐とはいえ
別物といっていい料理でした。
その美味さは、
一瞬、甘すぎると感じた後、
いくらでも食べられると
思える不思議な味なのです。
鳥の様々な部位が入っている
ところも楽しく、
ハイボールのお供に絶好です。
以前書いた「弁松」のお弁当の
おかずに通じるこの味付けが
僕は大好きです。
下町で食べた鳥すき焼きは
これより甘さは控えめでしたが、
最初に食べた印象は、
やはり「甘い」という
もので、僕の記憶は一瞬で
時間軸を過去に駆け上がり、
その鳥すき焼きに
たどり着いたのです。
様々な「食」の記憶を
辿りながらハイボールは
進みます。
豆腐にも味がしっかり
浸み込んでいて、
ふと、これをご飯に乗せて
崩しながらお茶漬けのように
食べたら美味いだろうな
などと思いましたが、
今日は鳥駒。鰻が僕を
待っています。
ハイボールのおかわりを
注文すると同時に、
少し時間のかかる
鰻丼も頼みます。
さあ、準備万端。
鰻丼がくるまで、
もう2杯はいく配分です。
冒頭、鳥すき焼きの話が
長くなり、ここから
鰻のフィニッシュまで
書いているとかなり長文に
なりそうなので、
今日はこの辺にして
おきたいと思います。


