
「汁なし担々麺」という
看板を見た途端、
食欲が溢れ出し、
僕はお店に入って、
券売機の前に立っていました。
僕は激辛は苦手ですが、
四川料理の山椒で痺れる
あの辛さは時々食べたく
なるのです。
このお店は初めてなので、
普通盛りを注文しました。
辛さに備えて
ハイボールも注文。

ちびちびとハイボールを
飲みながら、
待っていると出てきました。
ネギなど薬味がたっぷり
乗っています。
僕は、一心に混ぜます。
混ぜます。よくタレをからませ
薬味をからませ、万全の
体制が整うと、まず一口。
ウオー、辛い。
痺れる辛さです。
胡麻の風味が香ります。
コクがあります。
これは、おつまみにも
なる味です。
熱いスープもないのに、
僕の顔からは、
大量の汗が吹き出します。
ありがたいことに
ハイボールがクールダウン
してくれます。
この日のハイボールは、
いつものように主役ではなく
汁なし担々麺を楽しむための
サポーターに徹しています。
こういうのもありですね。
ハンカチがびしょ濡れに
なりながらも僕は、
その美味しさに
痺れたのでした。
ラベル:汁なし担々麺