2018年03月21日

タモリさんも食べた昭和の味「盛運亭のラーメン」

盛運亭ハイボールIMG_0498 (002).jpg
庶民的なラーメン屋さん
のキングといっていいでしょう。
ここ盛運亭は麻布の高級住宅街に
ほど近い場所にありますが、
最近流行のラーメン道を
ストイックに追求する店ではなく、
女性にも入りやすいおしゃれな店でも
ありません。昭和のラーメン屋さんです。
タモリ倶楽部の空耳アワーなどの
ロケに秘かに登場する
シブすぎる店です。

この日僕は、
疲れていて
一杯やりたいけど、
料理が出るのに時間がかかる
飲み屋さんではなく、
パパッと短時間勝負が
できるラーメン屋飲みです。
このお店の名物は、
先日テレビのグルメ取材で
紹介されていた豚の生姜焼き。
これに餃子を注文し、
ハイボールでスタート。
ロング缶ででてくるのが
いいんです。
濃いめの味付けの
生姜焼きは素晴らしい
おつまみとなりハイボールが
すすみます。イカン、イカン。
これでは本格飲みになってしまう。
危険を感じた僕は、
ここでラーメンを注文します。
ふと、我に返るというのでしょうか、
ブログ用の撮影を忘れていたのに
気付きます。
何ということでしょう。
本日の写真が、食べかけの
情けない状況なのは
こんないきさつです。
餃子などは何と、撮影前に
全部平らげてしまいました。
盛運亭IMG_0501 (002).jpg
その餃子がまた追い打ちを
かけるようにハイボールを
加速させます。仕方あるまい。
ということで、ハイボール
2本目を注文。落ち着け、
落ち着け、と店内を
見渡して一息入れます。
と、ボロボロになった
写真が無造作に画びょう留め
してあります。
若いころのテカテカの
タモリさんです。
いやいや、そういうこと
だったんですね。
盛運亭ラーメンIMG_0502 (002).jpg
ラーメンは、
極めてオーソドックス。
美味い。僕の大好きな
昭和の醤油ラーメンです。
孤独のグルメ原作の久住さんにも
食べさせたい味です。と、
これも、途中まで食べて、
撮影を忘れていたことに
気付きます。
なんという間抜け。
同じ失敗を2度までも・・・。
ということではありましたが、
僕的には大満足の
ラーメン屋さん飲みでした。


麻布十番と白金高輪駅の
中間ぐらいの所にありますが、
白金高輪からが早いようです。

<お店情報>

盛運亭
盛運亭
ジャンル:ラーメン店
アクセス:地下鉄白金高輪駅 徒歩4分
住所:〒106-0047 東京都港区南麻布2-7-26(地図
周辺のお店のネット予約:
アジアンビストロ Dai 東京ガーデンテラス店のコース一覧
たい家のコース一覧
カスミガセキのコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 麻布十番×ラーメン・麺料理
情報掲載日:2018年9月2日





posted by トッチ at 18:17| Comment(0) | この店、この酒、この一品。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

田町のジミな名店「うとら」

うとらピザIMG_1335 (002).jpg
田町に落ち着いて飲める
おでん屋さんがあります。
時々静かに飲みたいときに
僕は足を運びます。
「うとら」といいます。
カウンターのみのお店で、
無口ですが腕のいい
店主がイキなおつまみを
つくってくれます。

このお店に行くと
必ずと言っていいほど
注文するのが
酒盗とパルメジャーノのピザです。
写真で見ても美味しさは
伝わりにくいでしょうが、
お酒のおつまみに絶好なのです。
薄皮の生地におそらく酒盗を薄く塗り
パルメジャーノチーズを振りかけて
焼いただけのものなのですが、
これが美味いのです。
美味しいものというのは、
以外にシンプルなことが
多いように思います。
いい材料とセンスの良い組み合わせ。
料理って、才能なんですよね。

僕は、いつもここに来ると
おでんをつまんで焼酎を数杯。
他にもいいおつまみがあるので
気分に合わせて数品注文し、
しこたま飲むわけですが、
その中に、このピザは必ず入ります。
サイズ的には、手の平より一回り
大きいぐらいのサイズなので
お腹が膨れることもなく、
ちょっとショッパイ酒盗の味が
焼酎を加速させてくれます。
僕は、酒盗をはじめとする
内臓珍味系は生臭くてあまり
好まないのですが、
こいつは全く臭みがなく、
見た目には想像できない
コクが幾重にも襲って来るのです。
行列ができたり、
テレビに取り上げられたりする、
有名店でもなんでもない
こういうお店に、
こういういいおつまみを発見すると、
本当に幸福な気分になります。
世の中、星の数や、タレントのサインや、
マスコミの評価に左右されがちですが、
僕は、そいいう物差しとは違う
目盛で美味しいものを見つけて
いきたいと思います。

※2018年11月現在、閉店もしくは移転した模様です。
現在は、「ワイン食堂Nao」というお店になっています。
ラベル:ピザ
posted by トッチ at 22:15| Comment(0) | この店、この酒、この一品。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月04日

全て安い旨い麻布十番「居酒屋十番」の焼きそば。

十番IMG_0540 (002).jpg
僕はいろいろなものが食べられる
お子様ランチが好きだった
子供時代から何の成長も
していません。
お酒を飲める大人になっても
いろいろな料理が食べられる
居酒屋が好きなのです。
この日のお店は、
麻布十番の駅からすぐ。
レトロな外見に
一発でノックアウトされ
吸い込まれるように
入ったお店「居酒屋十番」。
なんとストレートな
ネーミング。
この愚直さがいいのです。
十番カンパチIMG_0542 (002).jpg
店内は大きなコの字カウンター。
いつものようにハイボール。
料理は、カンパチ刺し、焼き筍、
手羽先、タコ煮、手羽先、せりお浸し。
うーん、我ながらがっついている。
初めてのお店で頼みすぎたかもしれない。
でも、メニューがどれもシズルのです。
おっと、しまった。
奥さんが食べたかった
じゃがチーズを頼み忘れたので
慌てて追加。
ハイボールはすぐに出てきます。
クー、たまらん。
見渡すと、店内は僕と同じように
みんな幸福そうな笑顔です。
場所柄か、外国人のお客さん比率が
高いようです。
大きな体、きれいな金髪の女性が
生のジョッキを傾けています。
十番IMG_0543 (002).jpg
カンパチ、新鮮です。
せりお浸し、季節を感じます。
たこ煮、味が浸みています。
筍、香ばしく焼けています。
手羽先、鉄板の旨さです。
あー、ハイボールによく合います。
どうも料理は、分野ごとに
分担作業になっているようで、
僕の目の前には大きな鉄板が
あって、ここでおじさんが、
手際よく料理を仕上げて行きます。
これを見ているだけで
幸福な気分になります。
この眺め自体が、
お酒のおつまみになると
いっても過言ではありません。
十番IMG_0550 (002).jpg
じゃがチーズは
その鉄板で作られました。
とろり溶けたチーズがたまりません。
一気に頼みすぎたので、
次々出てくる料理に
次々ハイボールの
おかわりをし、
忙しい、忙しい。
と、他のお客さんが
食べている焼きそばが
実に美味しそうなのに
気付きます。
僕は、その後、調子に乗って
揚げシュウマイも頼んだので
お腹はけっこうパンパンです。
しかし、そこは僕です。
注文しないわけはありません。
十番IMG_0553 (002).jpg
目の前で仕上げられていく
僕の焼きそばを眺めるのは
楽しいものです。
ハイボールをもう一杯
追加して準備は万端です。
一口食べると、
これだけお腹が一杯なのに
ズンズン食べたくなる美味しさ。
極めてオーソドックスな
味なのですが、
普通に美味しい味を出すのが
いかに難しいかというのを、
この焼きそばは教えてくれます。
これには、炭水化物ダイエット中の
奥さんも、僕に負けずに
美味しい、美味しい!
最後は若干取り合いのような
状態になり、
殺伐とした空気に。
いやいや、空気はさて置いて、
大満足のお店でした。
ただ、計算違いは、
値段が安いからと
いろいろ頼みすぎて、
想定以上の支払いと
なってしまいました。
反省・・・。

<お店情報>
東京都港区麻布十番2-1-2
地下鉄南北線麻布十番駅 4番出口 徒歩1分/都営大江戸線麻布十番駅 4番出口 徒歩1分
麻布十番駅から121m
営業時間17:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日は日
地図などさらに詳しい情報はこちらで⇨居酒屋十番





posted by トッチ at 12:26| Comment(0) | この店、この酒、この一品。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月14日

浜松町「コナマミレ」でハイボールまみれ。

浜松町IMG_0572 (002).jpg
仕事が浜松町周辺で
終わったのが8時過ぎ。
お腹はペコペコの
ペコ太郎になっています。
手っ取り早く、
浜松町駅周辺のビル地下街を
物色します。
初めて地下に降りてみると
雑然とした雰囲気があり
新橋に通じる庶民的な
匂いにここで食べることを
決意します。
浜松町IMG_0576 (002).jpg
様々な匂いの誘惑に
グラグラしながらメニューを
見て歩くと、
「秘伝のオリジナルスパイスを
骨付きチキンにまぶした」
という説明文が僕の
空腹を射抜きました。
直感的に
店に入ります。
「コナマミレ」という
お店のようです。
ペコ太郎の僕は、
即ハイボールと、
すぐに出てきそうな
ザーーサイと葱冷奴
というやつを注文。
ゆっくり、メニューを
読み込みます。
値段は、程よい
サラリーマン価格。
おつまみの種類も
お酒がすすみそうな
ものばかり。
いいじゃないですか。

すると、
親子丼の上だけ、
というメニューを見つけ
かなり好感度アップ。
名物料理のスパイシーな
チキンと合わせて
追加注文します。

ハイボールと同時に
お通しの枝豆が出ます。
これがまた、憎いのです。
ただの枝豆ではなく、
スパイスがまぶしてあり、
ハイボールが進む進む君です。
指についたスパイスを
舐めるだけでも
おつまみになります。
一杯目、即完了。
浜松町ザーサイ葱IMG_0574 (002).jpg
冷奴がおかわりハイボールと
同時に出てきます。
これもセンスが光ります。
ザーサイと葱に胡麻の香りの
ドレッシングでサッパリ、
だけどコクのある味です。
いやいや、参りました。
ここの店主は、
相当のお酒飲みと見ました。
メニューの作り方をみると
チェーン展開している風でしたが
なかなか大したものです。
浜松町こなまみれIMG_0575 (002).jpg
メインのチキンが、
ドーンと出てきます。
写真の見た目より
かなりのボリュームでした。
熱々です。負けずに
まずは手づかみでガブリ。
肉はジューシー、
スパイスが強く香ります。
複雑な味ですが、
バランスのとれた
癖の強くない味です。
これはいいおつまみになります。
チキンをハイボールで
流し込むと、もう一口ガブリ。
と、ここでチキンの写真撮影を
していないことに気づき、パチリ。
ハイボールをゴクゴク。
そして、おかわり。
そこに親子丼の上だけ、
が登場します。
浜松町親子丼上だけIMG_0577 (002).jpg
タマゴはふわふわ、
味付は少し甘め、
ミツバが乗っているのが
嬉しいですね。
他のおかずと
いいコントラストの
和風だし。
僕のメニュー選びの
センスの良さも光ります。
と、自画自賛。
こういう優しい味は、
癒されます。
お蕎麦屋さんに、
かつ丼のご飯なし
「カツ煮」という
メニューはありますが、
親子丼は初めて知りました。
ハイボールをさらにおかわり。
5杯か6杯か、もしかしたら
7杯飲んでしまったかも
しれません。
お勘定がけっこうな
料金だったので
きっとそうです。
かなり酩酊して
翌日は猛反省。

でも、ぶらりと、直感で入った
お店がこういういいお店だと、
本当に幸福な気分になります。
さて、今夜は何を食べるとしますか。

<お店情報>
コナマミレ
ジャンル:焼き鳥
アクセス:都営大江戸線(環状部)大門(東京都)駅B3口 徒歩1分
住所:〒105-6190 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルB1F(地図
周辺のお店のネット予約:
貸切個室×イタリアン CAFECONCENT 新橋店のコース一覧
串焼ダイニング 酔虎伝 とら本店のコース一覧
Terrattoria EFFEのコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 浜松町・大門×焼き鳥
情報掲載日:2018年9月1日





posted by トッチ at 17:08| Comment(0) | この店、この酒、この一品。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

おばんざいに万歳!食堂の頂点「広尾つばき食堂」

つばきIMG_0632 (002).jpg
ここは、本当はあまりいろんな
人に教えたくなかった
食堂なのですが、
今日はどうしても秘密にしておくことが
出来なくて、思い切って書くことにします。
広尾駅から2、3分でしょうか、
商店街を突き抜けた先にあるのですが、
「つばき食堂」といいます。
まず、写真の通り店構えが素晴らしい。
僕は、それにやられてしまい
このお店に通うようになりました。
ここのお勧めは、
お惣菜の豊富さ。
このお店では、京都風で
おばんざいと
呼んでいるみたいですが、
その味が素晴らしいのはもちろん、
ランチは確か4時ごろまで
やっています。
さらに通し営業で
夜の部に突入するので、
早く仕事が引けた日は、
そのまま飲みに突入できるのです。

僕がランチで来る時は、
ランチのセットに
サイドオーダーで
お惣菜を追加して、
健康的でリッチな食事に
するのですが、
この日、もうランチは
終了し、夜の部に突入していました。
早い時間だったので、
まだお客さんは僕ともう一人。
お店の人たちは、夜のおつまみを
作るのに忙しそうに立ち働いています。
僕もこの日は忙しくて昼ごはんを食べ損ない
たまたま仕事が恵比寿で終わったので
ここまで足を伸ばし、飲む気満々。
会社には戻らない覚悟です。
つばきIMG_0636 (002).jpg
早速ハイボールを注文。
おばんざいを、3品、
ひじき、お浸し、メンマ。
これがどれも家庭的な味で
しみじみ癒されるのです。
メンマもここの手作りです。
ハイボールが、すいすい
体に吸い込まれていきます。
つばきIMG_0637 (002).jpg
同時に出てきたお通しが
また旨いのです。
かぼちゃ、里芋、切り干し大根の
3点セットです。
どうです、このセット。もう明日は、
健康な自分に生まれ変わる
ような気分です。
ハイボールはすでに
おかわり二杯目に突入。
つばきIMG_0639 (002).jpg
メインはさば味噌煮。
これがいいんです。
丁寧に仕事がしてあるのでしょう、
全く臭みがなく、味付けは
少し濃い目で、ご飯の
おかずにピッタリです。
これを、ちびちび
つまみながら飲んでいると
いくらでも飲めてしまいます。
つばきIMG_0640 (002).jpg
お店に貼ってあった
雑誌の切り抜きによれば
銀座店もあるようです。
飲んでよし、ランチによし、
ランチの食いそびれによし、
陽の高いうちから飲むのによし。
こういう食堂が、家の近くか、
会社の近くにあったら
僕は毎日通ってしまうでしょう。

<お店情報>
東京都渋谷区広尾5-1-23
地下鉄日比谷線広尾駅2番出口から徒歩2分(広尾商店街)
広尾駅から311m
営業時間11:00〜23:00(L.O.22:00)
日曜営業
定休日なし
地図などさらに詳しい情報はこちらで⇨つばき食堂






posted by トッチ at 15:39| Comment(0) | この店、この酒、この一品。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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