
新橋に信じられないぐらい
美味しい「鯛めし」があります。
「宇和島」というお店で、
夜は庶民にはかなり厳しい価格の
お店ですが、ランチはお得。
夜のメニューでも名物となっている
ものがランチ価格で食べられるのです。

普通「鯛めし」というと、
炊き込んだものか、
刺身をゴマダレで和えたものを
想像しますが、
ここのは全く違うのです。

たっぷりの冷たい出汁の中に
きれいな白身の鯛の刺身が、
たっぷり浸されているのです。
そこにタマゴの黄身が乗っていて、
これを白いメシにガバッとかけて
食べるわけです。
初めて食べたとき僕は、
その旨さに圧倒されてしまいました。
こんな食べ方があったのか!
何で他の店で
食べられないのだ!
と、憤慨したほどでした。

写真は、定食の全貌です。
大根とあらの煮物、ジャコ天、
味噌汁、お新香。
1200円で、
この充実ぶり。
僕は、思わずビールを
注文してしまいました。
男らしいランチビールです。

このおつまみを見て
黙っているわけには
いかなかったのです。
まずは、ググッと一杯。
プハー!うまいうまい。
昼のビールほどうまいものは
ありません。プリン体など気にして
いる場合ではありません。

まずは、煮物から入ります。
大根に味が浸みています。
ビールにぴったり。
イカンイカン。ここで
配分を間違えて
飲みすぎてはいけません。
さすがに仕事に戻るのに
1本以上は飲めません。

ジャコ天は、本場の味とでも
いうのでしょうか、
宇和島が本場かどうか
分からないのですが、
素晴らしい旨さ。
これまたビールに絶好です。
危険な旨さとは、このことです。
あっという間に、
ビールはなくなり
あとグラス一杯のみ。
貴重なこの一杯は、
鯛をおつまみに
飲むしかありません。
出汁に浸かった鯛は
臭みなど全くない美味しさ。
ぷりぷりです。
いやー、ハイボールが
欲しくなりますが、グッと我慢!
ビールを一気に飲み干して
白いメシに突入です。

やはり、この鯛には、
白いメシです。
僕は、卵をきれいに混ぜ込むと、
半分ほどメシにぶっかけます。
そして、さらさらお茶漬けを
食べるようにかっこみます。
これです、これです。
物凄いうまさ。
煮物、ジャコ天なども
織り交ぜながら
あっという間にフィニッシュ。
さて、ここでご飯をおかわりです。
このお店では、
おかわり一杯までは無料なのです。
さすが、分かっていらっしゃる。
ここでは、ほとんどのお客さんが
おかわりをします。
僕は、残しておいた
残りの鯛を出汁とともに
ご飯ににかけると、
これまた一気食い。
いやー、充実のランチでした。
いいお店です。
ごちそうさまでした。
追伸
ここは、ほとんど毎日
ランチ時は行列が
出来ているので並ぶ覚悟が
必要です。ご参考まで。