
赤坂でぶらりと入ったお店です。
こじんまりとした家族経営のような
雰囲気。メニューも家庭的な
料理があり、赤坂とは思えない
いい感じです。

最初に頼んだのは、
ブリと鮭の西京焼き。
こういうのがうれしいのです。
店構えはちょっとした
洋風居酒屋か喫茶店
という感じなのですが、
ご覧のように
街の食堂のような
おかずにハイボールが
すすみます。

お次が、ハンバーグ
デミグラスソース。
僕の大好物なので
迷わず注文したのですが、
出てきたのが写真のような
盛り付けです。
洋食屋さんのように
デラックスな盛り付けを
想像していましたが
まかないのようなこの
地味な盛り付け。でも、
食べてみるとちゃんとしています。
おいしいのです。
いやいや何とも家庭的なところに
好感が持てます。
で、〆は僕が最も期待している
メニューの焼きそばです。

こういうお店の焼きそばは
美味しいに決まっているのです。
味は、期待通り、
哀愁のソース焼きそばです。
お肉、野菜がたっぷり。
まるで受験勉強中の
子供にお母さんが
つくってくれる
焼きそばのようです。
お肉から出る肉汁で
素晴らしい旨みが出ています。
しかも味付けは、
僕好みの濃い目。
これは、ハイボールの
おつまみにもなる味です。
いやー、ぶらりと入ったお店で
期待以上の味に出会えました。
こういうのを幸福な裏切りとでも
いうのでしょうか。
また行きたいと思うのですが、
細い路地をあっちこっちうろついて
入ったのでどこにあるのか
思い出せません。
店名も定かでなく、
またひとり、孤独なぶらり旅に
出るしかないようです。