2018年10月18日

洋食の戦国地帯でがんばる。新橋「こやまん家」。

こやまIMG_3169 (004).jpg
以前書いたことがある
飲める洋食屋さん
銀座「三原」のすぐ並びに、
これまた庶民的洋食屋さん
「こやまん家」という
お店があります。
ロゴからすると、
「こやまんち」と
読むようです。
「三原」に入るつもりで
ここまで来たのですが、
何だかお店の看板が
気になるのです。
店舗は2階なので
中の様子は伺えず
多少不安はあります。
問題は、お店のネーミングを
どう見るか?です。
微妙な判断ですが
僕は、家庭的洋食で
友達の家のような
アットホームなお店と
予想し思い切って
入ってみます。
こやまIMG_3152 (002).jpg
と、お客は誰もいません。
物静かなシェフ一人、
なにやら作業をしています。
お店はシーンと静まり返り
家庭的もアットホームも
全く判断がつきません。
僕は、目立つPOPに
惹かれて「ラムハイ」を
頼みます。要は、ラムで
ハイボールをつくったもので
飲んでみると悪くありません。
ラム独特匂いと仄かな甘みが
口の中に広がります。
こやまIMG_3151 (002).jpg
お通しをつまみながら
メニューを選びます。
どうやら飲める洋食のようで
酒飲み心をくすぐる
おつまみもあります。
シェフは、黙々と
作業を続けていて、
お店には静寂が
漂います。
こやまIMG_3157 (002).jpg
胡瓜の冷菜のようなもので
ドキドキしながらスタートです。
味は洋食なのに
ごま油風味で
なかなかいけます。
寡黙だけどきちんと仕事を
するシェフと見ました。
こやまIMG_3162 (002).jpg
お次は、白身のカルパッチョ。
これも和風ですが
ニンニクが利いて
食欲をそそります。
なかなかいいでは
ありませんか。
アットホームな感じは
僕がお客一人のせいか
全く感じられませんが、
好感の持てる料理です。
こやまIMG_3166 (003).jpg
ハンバーグがきました。
洋食屋さんなので
やはりこういうメニューを
食べないわけには
いきません。
ラムハイをおかわりし、
こいつをガブリと
一口いきます。
デミグラスソースは
僕好みの深い味わいで
これも丁寧に仕事された
感じがします。
好感が持てます。
が、お肉は少し
荒挽きのようなのですが、
これが少し歯に当たる
ところがあり、
僕の好みでは
ありませんでした。
うーん、残念。
ボリュームもあり、
値段も庶民的、
美味しいのですが、
そこだけです。
お会計を
頼んで待つ間に
シェフが人の良さそうな
はにかんだ表情で
お近くにお勤めですか?
と尋ねてこられたので
それをきっかけに
世間話をあれこれ。
ようやく帰るところで
アットホームがやってきました。
「こやまん家」に来た感じは
こういう感じなのです。
たまたまこの日は、
僕一人一見さんがポツンと
いただけでは家庭的雰囲気を
醸し出すことも不可能
だったのでしょう。
お釣りをもらって、
シェフの明るい
「ありがとうございました!」
という言葉を背に、
僕の気分もようやくほぐれ
明るい気分になって
帰路に着くことが出来ました。
それにしても、
ほぼ隣には、洋食の名店
「三原」があるこの立地。
まさに洋食戦国地帯で
がんばっている
「こやまん家」には、
エールを送りたいと思います。
ごちそうさまでした。

<お店情報>
東京都港区新橋3-3-8 信友ビル 2F
新橋駅から徒歩5分
新橋駅から378m
営業時間18:00〜
定休日は日曜日
★地図などさらに詳しい情報はこちらで⇒こやまん家




posted by トッチ at 16:09| Comment(0) | 酒飲みぶらり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

新橋「魚殿」。魚料理とおでんの居酒屋。

魚殿IMG_3982 (002).jpg
新橋は、彷徨っても彷徨っても
彷徨いがいのある街です。
星の数ほどありそうな
お店が、スクラップ&ビルドで
流れ星のように
消えていくお店もあれば、
新顔のお店が次々と
彗星のように現れます。
この日は、お店探しで
ぶらりと街を歩いていると
「魚殿」という居酒屋さんを
発見しました。
「うおでん」と読むようです。
魚が食べたかったので、
表に出ているメニューを
見ると、おでんもあるようです。
なるほど!「うお」と
「おでん」で「うおでん」
というわけですか。
ガラス張りで店内が
確認できるお店だったので、
ぐるりと見回すと
それほど高級店というわけでも
なさそうです。
初めてのお店ですが
勇気を出して入ります。
魚殿IMG_3955 (002).jpg
店内は明るく、
カウンター席以外の
テーブル席にも
お客さんが入っていて
盛況の様子です。
これは、期待が持てます。
ハイボールを飲んで
おでんを注文します。
魚殿IMG_3967 (002).jpg
待ってました。
真っ黒い出汁の
東京おでんです。
これがいいのです。
濃い目の味で
おつまみに絶好。
こうして熱々のおでんを
頬張ると何だか、
暑かった夏が
遠い昔の出来事のようです。
魚殿IMG_3962 (002).jpg
お刺身はカンパチです。
実に新鮮です。
「魚殿」という店名に
恥じない立派なお造りです。
カウンター席には
どうやら常連さんが
多いようです。
板前さんと軽妙な
会話が行き交います。
これが、あたたかい
雰囲気で悪くありません。
魚殿IMG_3970 (002).jpg
豚ロース味噌焼きです。
綺麗なお肉です。この色、
中までしっかり
味が入っているようです。
パクリといくと、
その通りでした。
コクのある味噌の味が
たまりません。
これもおつまみに
最高です。白いメシの
お供にもいける
いい味です。
魚殿IMG_3980 (002).jpg
さてさて、〆は
これに決めていました。
海鮮バラちらし(小)
1200円です。
ちょっとお高めですが
バラちらしは、
おつまみにもなるので
男らしく注文しました。
すると、板前さんが、
最後は出汁をかけてどうぞ!
という説明をしてくれます。
な、何と!そういう食べ方も
あるのですね。板前さんが
熱い出汁の入った器を
渡してくれます。
これは参りました。
ちらしをつまんで
ゆっくり飲もうと
計画していたのですが
そうもしていられません。
僕は汁物が大好きなので
頭はもうそっちに
行ってしまっているのです。
ちらしは、沢山の具材が
ひしめき合って、
旨みたっぷり。と、
ちらしを味わうのも
そこそこに、待ちきれずに、
だしを投入し、
サラサラとお茶漬けのように
食べます。旨い旨い!
これは、そのまま食べるより
こうして食べるほうが
断然、美味しいです。
いい〆です。
これは、ヅケの鯵などを
ご飯に乗せて、出汁を
かけて食べる伊豆の郷土料理
「まご茶漬け」からヒント
を得たのか、あるいは、
「ひつまぶし」からヒントを
得たのか分かりませんが、
このように具材たっぷりの
ちらしに出汁をかけるのは
初めてです。
料理というのは、
様々な料理や、料理人が
刺激しあって新しい
美味しさを生み出していくもの
なのではないか?
などと、料理評論家のようなことを
思いながら帰路につきました。
いい食事との出会いがあった
「酒飲みぶらり旅」でした。

<お店情報>
東京都港区新橋2-13-8 新橋東和ビル1F JR 新橋駅 烏森口 徒歩3分都営三田線 内幸町駅 徒歩3分
営業時間・定休日
月〜金、祝前日: 11:30〜14:00
17:00〜23:30 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
土: 17:00〜22:30 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
定休日:日、祝日
ご予約により日曜・祝日も営業いたします!
★地図、クーポンなどさらに詳しい情報はこちらで⇒魚殿





posted by トッチ at 14:31| Comment(0) | 酒飲みぶらり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

新橋「雪国」。女将一人の家庭的な小料理屋。

雪国IMG_4047 (002).jpg
最近こういうお店が
少なくなった気がします。
小料理屋というのか、
居酒屋というのか、
女将一人で切り盛りする
極めて家庭的なお店
「雪国」は、新橋の
細い路地にありました。
僕が大好きな居酒屋というか
小料理屋というか、
「なだ」という名店の
並びです。「なだ」は、
刺身が美味しく、
料理も個性的で酒の肴に
絶好なものが揃った
少し高めのお店。
それに対して、
ここ「雪国」は、
いかにも昔ながらの
アットホームな
小料理屋さんなのです。
料理も、どちらかというと
家庭的な美味しさ。
値段も高くはないが
安さを売りにした
お店ではありません。
雪国IMG_4036 (002).jpg
お店の雰囲気は、
ほとんどのお客さんが
常連さんという感じです。
女将との和やかな会話に、
別のお客さんも親しく
加わって盛り上がるという
何ともホッとする雰囲気です。
雪国IMG_4038 (002).jpg
お通しはマカロニサラダ。
これがマヨネーズたっぷりで
実にいいマカロニサラダです。
こういうのがきちんと
美味しいというのが
ありがたいのです。
決して奇をてらわず、
きちんと料理している
ことが伝わってくるのです。
雪国IMG_4042 (002).jpg
お浸しは、
鰹節に醤油をたらして
食べるタイプです。
こういうところも家庭的。
こういうお店は、
特に競争の激しい
新橋には存在し難いはずです。
ところがどっこい、
新橋駅前ビルなどにも
けっこう残っていて、
チェーン店や有名店の
攻撃に晒されながらも
きちんと生き残っている
ところが新橋なのかも
しれません。新橋サラリーマンは、
テレビのグルメリポーターみたいに
見栄えやインパクトのある料理ばかり
求めているわけではありません。
こういうお店で、
癒されたいこともあるのです。
雪国IMG_4040 (002).jpg
お次は、カツオのたたき。
これが絶品でした。
薬味たっぷり、カツオも
実に新鮮で、臭みは
全くありません。
脂も程よく、
いいカツオです。
これは、本格的な
和食屋さんにひけをとらない
上物です。
お店の会話は、盛り上がり、
女将さんが僕に気を使って
時々話しかけてくれますが、
僕は、その雰囲気が
心地よく、いい感じに
酔ってきました。
雪国IMG_4044 (002).jpg
最後は、地鶏の炭火焼。
カウンターの向こう
狭い厨房で、
どこに炭があるのかと、
疑問に思っていたら
これはたぶん真空パックのような
ものに入った地鶏を温めて
出してくれました。
が、侮るなかれ!
これが香ばしく柔らかく
実に味わい深いのです。
こういうのでいいのです。
何だかんだと、
本格志向がどんどん
強くなる世間のグルメ道とは
真逆をいく、こういうお店が
僕は好きなのです。
〆にいきたかったのですが、
お店が混んできて、
女将も加わった会話も
弾んでいたので、
この辺で会計としました。
ぶらりと入ったお店でしたが、
いいお店を発見しました。

雪国<お店情報>
東京都港区新橋2-10-9
新橋駅から248m
★地図などさらに詳しい情報はこちらで⇒雪国
★「なだ」はこちらで⇒新ばし なだ


posted by トッチ at 16:06| Comment(0) | 酒飲みぶらり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

突如、現れた庶民の味方!田町「ワイン食堂Nao」。

ワイン食堂IMG_4147 (002).jpg
以前、「うとら」という、
わりと僕が気に入っていたお店が
あった場所に「ワイン食堂Nao」
というお店が出現していました。
「うとら」が突然消えてしまった
ショックと、良さそうなお店が
出来た喜びが交錯し、
微妙な気分でお店に
飛び込みました。
店内は、オープンしたてで
実に清潔な感じ。
シンプルなつくりで
印象は悪くありません。
ワイン食堂IMG_4128 (002).jpg
ワイン食堂なので
ワインを注文し
メニュー検討に入ります。
内容を見るに
カジュアル・イタリアンという
感じでしょうか。
どれもかなりリーズナブルで
「食堂」の名にふさわしい
ありがたい価格設定です。
店内には、カウンターに
小さなテーブル席が2つ(3つ)。
女性のおひとり様と
3人組が一組、すでに
楽しそうに飲んでいます。
ワイン食堂IMG_4132 (002).jpg
僕は、キャベツの
アンチョビ炒めを注文。
お店が空いているせいか
すぐに出てきます。
香ばしい香りと
アンチョビの程好い
塩分で、ワインのお供に
絶好です。このお店、
「当たり」の予感です。
ワイン食堂IMG_4138 (002).jpg
お次は、鶏ささみのスパイシー
フリット。これは、
ささみですが、スパイスが
いい働きをしてくれて
物足りなさはありません。
ワイン食堂IMG_4134 (002).jpg
さてさて、やってきたのが
正式な料理名は
思い出せませんが、
写真のとおり、トマトソースの
グラタン的な料理です。
ひき肉たっぷりの
トマトソースは、
ラザニアの具のようで
旨みたっぷり。
僕の大好きな味です。
ワインがスイスイ入ります。
どの料理も味付けは、
はっきりしていて
実に僕好み!
最後の〆に突入します。
ワイン食堂IMG_4144 (002).jpg
明太子スパゲッティです。
こういうのがあるのも
ありがたき幸せ。
気取らないメニュー、
良心的な値段、
それでいてきちんと
美味しいのです。
この〆をおつまみに僕は、
もう一杯ワインをおかわりして
超満腹の超満足の
満面の笑みで
お会計に至りました。

<お店情報>
★まだオープンしたばかりで、詳細な情報がありませんが、
筆者調べの情報を以下、参考のため記載いたします。
東京都港区芝5-23-7
JR山手線・田町駅(三田口)より徒歩5分
都営三田線/浅草線・三田駅(A3出口)より徒歩3分
三田駅から171m
https://goo.gl/maps/eqtEfoj9bc52
(グーグルマップの示している場所は、「5−23−7」
を示しているため、お店の実際の位置と少し違いますので
ご注意ください)









posted by トッチ at 17:20| Comment(0) | 酒飲みぶらり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月23日

細い路地の先の昭和!田町「ぬる燗 三代目 加藤」。

ぬる燗IMG_4316 (002).jpg
「ぬる燗 三代目 加藤」。
素晴らしいネーミングです。
真の日本酒好きは、熱燗ではなく、
ぬる燗なのです。ということを
日本酒通の先輩に、
若いころ教えてもらいました。
当時、よくわからないまま、
そんなものかと思っていましたが、
今や僕も立派なオジサン。
その気持ちが分かるような気がします。
田町の慶応仲通り商店街の
細い路地をさらに入った所に
あるので、分かりにくいお店ですが、
大きな提灯が目印です。
ぬる燗IMG_4301 (002).jpg
店内は、新橋にも
ありそうな昭和の居酒屋の
いい雰囲気です。
メニューを見ると、
四国は宇和島名物の「鯛めし」や
「じゃこ天」があります。
僕は、新橋の「宇和島」という
夜は高級店のランチでこの
「鯛めし」を食べて以来、
大ファンになっていたので、
この日の〆は、これと
決めました。いや、むしろ
最初からいきたいぐらいですが、
まずはハイボールでスタート。
ぬる燗IMG_4302 (002).jpg
お通しは、この2種。
なかなかのものです。
いいお店の予感です。
お客さんは、他に一組。
お店は、ご主人ひとりの
ワンオペです。だからでしょうか、
注文してから出てくるまでの
時間がややゆっくりです。
このあたりで、もう一組
4人組がはいってきました。
これは、いけません。
ライバルに大量注文される前に
僕はあわてて料理を注文します。
ぬる燗IMG_4304 (002).jpg
おでんです。
写真を撮り忘れましたが、
店内の手書きのおでんの宣伝貼紙に
「ライバルはセブンイレブン」と
書いてありました。正直です。
確かに、もはや普通のおでん屋さんより
セブンのおでんが美味しい時代に
なりましたが、ここのおでんは
セブンに負けない味でした。
ぬる燗IMG_4308 (002).jpg
ここで「ぬる燗」にいきます。
これを飲まないわけには
いきません。日本酒は
たくさんあり、ぬる燗向きの
ものを、店主に
選んでもらいます。
ぬる燗IMG_4314 (002).jpg
「あがら生原酒」という
銘柄です。まず、おちょこ一杯
冷で飲ませてくれます。
ぬる燗は、その後
味わいます。なるほど、さすが
「ぬる燗 三代目 加藤」です。
日本酒へのこだわりが
違います。いいお酒でした。
スイスイと飲みやすく
いくらでもいけてしまいます。
ぬる燗IMG_4306 (002).jpg
牛肉とレンコンのきんぴら。
濃い味付で、おつまみに
ピッタリです。このあたりで
お店には、さらにお客さんが
入ってきて、店主ひとり
てんてこ舞いです。
最後に来たお客さんは、
5分以上、お酒のオーダーも
取ってもらえていません。
他人事ながら、心配に
なってしまいます。
が、常連さんが多いのでしょうか、
誰一人文句も言わず、
機嫌よく飲んでいます。
ぬる燗IMG_4312 (002).jpg
生麩ふろふきです。
これは、優しい味です。
ぬる燗には、こういう
味がいいのです。
こういうおつまみで
ゆっくり飲むのが
いいのだと思います。
さて、僕は、このお店に
入った時から決めていた
鯛めしで、いよいよ〆に
突入しようという時、
さらにもう一組の
お客さんが・・・。
早めに頼んでおけばよかったと、
後悔しましたが、時すでに遅し。
このタイミングで
注文したら、てんてこ舞いの
店主に気の毒だし、
いつ出来上がるか
分かりません。
僕は、泣く泣く、
鯛めしは次回の
お楽しみとして
お店を後にしました。

<お店情報>
東京都港区芝5‐24−7 田町駅徒歩5分
月〜日、祝日、祝前日: 11:00〜14:00
(料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
17:00〜22:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
定休日:なし
★地図、クーポンなどさらに詳しい情報はこちらで⇨ぬる燗 三代目 加藤










posted by トッチ at 16:29| Comment(0) | 酒飲みぶらり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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